BANDAGE


ところで坂東英二版CMはまだ1回も見てないのだけどどこでやってるのでしょう。もう終わっちゃうよ(笑)。


LANDSのアルバムを買ってから意外なほどに気に入って、朝から晩まで飽きずに聴いている。
仁くんが「バカ」と言ってたナツのイメージに合わせた素直で直球の歌詞と曲が、聴けば聴くほど好き。
ほんとに「元気」に元気もらったり、「勇気」に勇気もらえる感じ。
「care」とか「ムラサキ」の素直な仁が好きなので、ちょっとそっちの方向に近いのもいいのかな。
実はシンプルな歌詞が似合うじんじん。繊細で素朴だから。それってナツとだぶってる。
今日2回連続で映画見てきたけど(笑)、ますますLANDSの曲にはまってしまった。
映画もとても良かった。私は大好き。帰り道ずーっと余韻に浸ってしまって変な気分(笑)。
最近消化するのにせいいっぱいで感想後回しにしてたけど、今度ばかりは今の気持ちを残したいので今日中に書く。いつものことだけど思いっきりネタバレ。


一番印象に残ったとこは、アサコの家でお母さんと二人で仲良く話してるナツが、アサコに「なんでいるの?」と言われて「近くまで来たから」っていうとこ。2回見て2回笑った。すごいシリアスな場面の後だったのに。ここ好き!ナツのキャラをよく表してると思う。(てか、仁っぽくもある。)シリアスに来るかと思うと肩すかしというか、ちょっと力抜いて来る感じが。私はナツがかなり好き!
二番目は、アサコと別れるシーンでベッドの上に寝そべるナツ。その乳首が立ってるのが薄いTシャツからでもクッキリ見えるとこ。もうここは完全に趣味の領域だけど。
この2点がめちゃめちゃ鮮明に記憶に残ってる。こう書くとあれだけど、でもほんと、映画はとても良かったんだから!いいシーンもいっぱいあったのに、なぜかその二点が飛び抜けてお気に入り。
それから、アサコがベッドの上で泣きながら訴えてる時の、ふざけてるんだか苦しんでるんだかわからないムニャムニャした顔のナツが好き(CMでも出てるね)。このムニャムニャ顔は普段も時々出るからクセなのか?仁は演技と、クセと、役との無意識な同化とがごちゃごちゃになってるからなんかユニーク。ぶっつけ本番でアドリブでこなしてるくせに、自然とナツになってる。今度のCDも仁じゃなくてちゃんとナツ。


ところでナツは全然バカじゃなかったよ。バカだったらあんな詞とか曲とか書けないし、あんな感情豊かに歌えないよ。私はかなりナツが好きになったよ。ナツは繊細なやつだったよ!
それよりかアサコの苦悩がぜんぜん理解できなかった。なんで泣いてんの?ってそっから既に。アサコが言ってることがさっぱりわからなかった。
全部わからなかったけど「そのうじうじして」どうのこうののとこは特に、一緒にすんなよと思った^^。自分の問題は自分で解決しよう。ナツとは関係ないでしょ。公私混同だったり受身だったりなんかまったく何がしたいのかが見えて来ない。
私にはナツはそういうやつに見えなかったんだよー。バンドのみんなにはさんざん「遊び」だとかいろいろと責められてたけどさ。いろんな意味で泣きたいのはナツの方じゃんと思うけど(真剣味がないとは思わなかったんで。ただ説明不足だとは思った)それは置いといて、アサコは最初っから最後まで言ってることも行動も意味不明で、考えてることがさっぱりわからんかった。ナツをどう思ってるのかもユキヤをどう思ってるのかも最後までわからなかったし、行動の一つ一つが全て受身なのでまったく感情移入できず、そこが理解できたらもっと私の気持ちが盛り上がったのにと思った。多分もともとがケイタイ小説で女子高生が主人公なので、普通の女の子に棚ボタ的にラッキーなことが起きるってことがメインの小説だったのかな?と思った。(もしくは女の子は「語らせる役」で、あんま気にしなくていいのかなとか)
映画自体はタケシの本業じゃないから楽しかったらしく、感覚先行の映画っぽかった。どうしてそういう風になったのかとか、どうしてそう考えるのかとか、話の本筋とか人の気持ちの部分を深く掘り下げるのはタケシからするとどうでもよかったっぽい。タケシが興味があるのは音楽と音楽業界と映像部分のみのような感じがした(なんか自分でもそれに近いこと言ってたね。映像はとても好き。いろいろカメラで遊んでたし。ロケの映像がきれいだった。タケシ楽しそうだな〜って思った)。なので音楽に関しての葛藤は書いても、女子高生の感情には全く興味がわかなかったみたい。興味があることとないことがハッキリしている点がちょっと欠点かも知れない。なんかが足りない感じがした。


って批評ばっかしてるけど本当に良かったんだよ。ただ、他の部分がかなりリアルだったのに、話の軸になってる女の子の部分が現実離れしてたのがすごく残念って思った。アサコが実体持ってたらもっと話に入り込めた。
出来ればもっとアサコが考えてることをいろいろ語らせて欲しかった。終わりの方の「マネージャーやる」って部分もなんか唐突に感じた。アサコが全然読めないので、どうしてそういう心境になったのかわからなかったしあいかわらず最後の最後まできちんと説明しない子だ。
あでもなんか雑誌かTVかで言ってたよね。誰が言ってたんだっけ、タケシだっけ、音楽のプロモだと思って映画を見てよみたいなことを言ってたかも。なるほど。だったらこれで正解なのかな。わざと説明を省いてるのかな。プロモって音楽が主役だから大体そうだもんね。リアルじゃないからもやもやしたままだから、こんなに余韻が残るのかも知れない。


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