月刊SONGS2月号


月刊ソングス2月号。表紙はKAT-TUN。開けてすぐカラーグラビアページが11ページ。
チラッと見てそのままにしてた。ソングスって前から黒基調のページが多くて実は読みにくい。特にコンレポとか。
今回は新曲「love yourself〜君が嫌いな君が好き」について。


亀ちゃん「候補曲がいくつかあった中でみんなで話し合って絞り込んでみました。KAT-TUNの曲はメンバーみんなの主張があるから歌いにくいって聞くけど、今回は歌いやすい。KAT-TUNらしさは残しつつ、かわいらしさもあります」
記者「かわいらしさ?」
「かわいいっていうか言葉の選び方がわかりやすいっていうのかな?」
亀ちゃんが手を入れたのは後半のIt’s a new world以降。「最初は一番と同じ内容だったのを変えました。強いメッセージを入れたかったので。あと『不器用な君でいい』も最初は『不器用な自分でも』でした。」
確かに「不器用な君でいい」の方がストレートだし前向きな感じがする。
記者「そういう(包み込むような)大きな気持ちを自分の中に感じた瞬間はありました?」
「初めての状況に立たされてどうしようって思ってる時、先輩からもらった一言で心強くなった事がたくさんありました。この仕事って孤独感を味わう部分、自分で決めなきゃいけないことが山ほどあるし。」そういう経験があったから、同じような状況の人がいたら自然にフォローするようになりたいと。
「協調することも大事だけど、それでも自分が譲れない部分は大事に持っとこうっていうメッセージですね。どうしても自分の弱いところ、好きになれない部分がコンプレックスになることもあると思うんですよね」
記者「亀梨さん自身もあります?」
「そんなの毎日ですよ!でも・・・そういう仕事だと思うし」
「自分がこういうアクションを起こしたらこういう思いをする人がいるとかついつい考えちゃうタイプなので疲れます(笑)。それこそ『ここ』を大切にしなきゃと思いますよ。自分自身で」


このあと、去年の感想を聞かれて、「もうちょっとリリースできたら良かったなという思いもありましたが、その反動が2010年の勢いに繋がればいいと思います。」その第一弾としてこの曲が出来てよかったというようなことを言っている。
今年は面白くなると私も思ってる。曲もまだまだリリースしていくだろうし他にもいろいろありそうな予感がする。これまでわりと受身というか、順調に、敷かれたものの上を素直に歩いてたメンバーが、今年からは能動的になるんじゃないだろうかって。特に根拠はないけどなんかそんな気がする。たっちゃんのソロコンとか、舞台とか、ゆっちのソロコンとかあって、それぞれの個性が前以上にバラバラに違う方向を向いてきて、去年は集大成的なコンサートもやって、一区切りついて仁のライブがあって。ぜったい今年はみんなやりたいことがそれぞれあるはず。自分から発信していかないと、控えめにしてたら差がつくって各メンバーが思ってそうな気がする。


仁「いつも自分のソロ部分はメロディーも歌詞も変えるんですね。言いたいこととかこだわりとかいうより、歌いやすいように。カップリングもかなり変えたかな」
記者「(「君が嫌いな君が好き」の歌詞をうけて)逆に自分の嫌いな部分や弱さで一歩踏み出せなかったことってありますか?」
「ないです(キッパリ)!僕は周りの人に恵まれているなあと思うから。あと、僕は『君が嫌いな君』は嫌いなんですよ」
記者「はい。では、誤解のないようにお願いします(笑)」
「『君が嫌いな君が好き』という言葉はすごくいいと思うし、今回の歌詞もすごくいいと思うけど、僕自身の気持ちとしては自分のことを好きじゃないと楽しくないと思うんです。なんで自分のことを好きにならないの?って思うし、好きになれなくても口に出さなきゃいいじゃんって思う。だって自分のことを好きにならないと、親にも申し訳ないじゃないですか」
記者「確かにそうですね。でも最近は特にそうできない人が多いのも事実です」
「うん。しょうがないのかなあとも思うけど。どうやってアドバイスしていいかわかんないんだよね。歌詞にもあるけど『がんばれ』じゃないじゃん。その人自身が気付かないと前に進まない事でもあるから、周りで一緒にいる人の存在が大事になってくるのかなって。楽しければ自分が嫌いとか思わないじゃん?」
記者「今この瞬間はまだわからなくても先々で自分を認めていけば」
「そう。環境もあるし。自分の目指してるものがあってもさ、でも今はうまくいってなくてたまたま心が折れてる期間なのかもしれないじゃん。まだまだ、その先の自分もあるんだから。もちろん価値観は人それぞれだけど。僕は、僕が好きな人たちがまわりにいてくれるだけで幸せだし」
記者「受け取り方もその人の状況で違うでしょうからね」
「うん。でももし今はそう思えないって人がこの曲を聞いて元気が出るきっかけになってくれたらいいなって。歌う時はそういう気持ちも込めて歌いました。」


この記者さんが、亀ちゃんの時も仁くんの時も聖にも、自分の使命は全うしつつ、ちゃんと相手の気持ちを汲んで話をしているのがとっても好き。一つ一つブツ切りで質問するんではなく、ある程度掘り下げてくれて相手の言いたい核心まで入っていこうとしてくれてるのが。
仁くんがいきなり「君が嫌いな君は嫌いなんですよ」と言った時の返しがあったかいというか、誠実に話していながら仕事もきちんとしてるという。仁くんの悪気のない「思ったらそのまま言う攻撃」にちゃんと向かい合ってる。
亀ちゃんはしまいに弱音吐いちゃうし、仁くんはいつの間にかタメ語になってるし。そのうち記者さんまで仁くんにつられて人生相談みたいになってるし(笑)。そうしているうちに、亀ちゃんや仁くんの誠実な中身がちゃんと見えてくる。相手が受け入れてる事を察知すると、仁くんはほんとにいいこと言うねえ。直感が鋭いというか、物事の核心をついてくるね。


よろしければクリックお願いします!

 ↓


ジャニーズブログランキング